時代を超えて、いつの世にもそこにある人間たちの営みと、ちょっぴり切なく甘酸っぱい、ひとがひとを想うキモチをイメージして、ココロを込めて紡いだ楽曲を、作曲家：吉田 潔 の想いとして形に残しました。 ドラマ劇伴あり、神秘的な宇宙をイメージした曲あり、江戸文化に寄せた和のテイストあり、一貫して人間の営みへの慈しみを込めた多彩な「29曲」が収録されています。 ※発送は「ゆうメール」でお届けします。

" 震災を扱ったドキュメンタリー映像に音楽をつけることへの抵抗は強く感じました。 しかし、作品は169の国と地域で放送され、ダボス会議での上映を通じ、被災地の現実を世界に伝える…そのために、音楽は日本の伝統に根ざした和の響きを必要とし、生身のニンゲンの痛みや苦悩、或は喜びに寄り添い、観るひとの感情の深い部分に訴えることが命題であると告げられ、私は、私自身と、私の音楽にできることに向き合おうと決めました。 力強く立ち上がり、再び街を興そうとするひとびとの想いや、永く培われた技術と叡智が、傷ついた土地を、この国を、豊かで安らぎのある、風薫り花の咲く場所に導くことを祈りつつ。 　吉田 潔 "　　　ライナーノーツより ※発送は「ゆうメール」でお届けします。